神戸洋家具発祥の地
明治の初め、四国塩鮑島から神戸に来た船大工、真木徳介氏が神戸市中央区加納町辺りに製作所を開き、木造船製作の技術を生かし、外国人が持ち込んだ洋家具や装飾品を見よう見まねで作り、注文に応じました。これが神戸洋家具の始まりと言われております。
その後外国人が使用してた一般道具類を扱う古物商が、洋家具の修理、売買の受注から製造までを請け負って行く中で、現在の神戸洋家具業界の基礎が築かれました。
神戸木工センターの歴史
設立 | 1965年8月24日設立 |
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設立の経緯 | 『1人の職人が1つの製品を最後迄完全に手作りで製作するという『神戸洋家具』の伝統を守り、発展させる』ため、神戸・三宮周辺の家具製造とその関連企業が集まり、団地協同組合神戸木工センターを設立したもの。 |
現在の建物の竣工 | 1999年10月15日 建物ゲート横に 『洋家具発祥の地』という石碑設置 |
神戸木工センターの強み | 1人の職人の手作り製作による『多品種少量生産』と顧客のニーズに合わせた『デザイン・構造・サイズの自在化』 |
理念
木工センターとして、昭和40年この地に産声をあげて、平成27年に創立50周年を迎えました。その間、経済状況の変化に伴い紆余曲折を経験いたしてまいりました。中でも阪神淡路大震災という未曾有の被害も経験いたしました。建物の損傷、倒産、廃業と組合企業の事情もあいまって、47社ありました当組合も8社と縮小し、今の木工センターとして、平成12年新工場建設とともに、この地に新たな出発を致しました。当組合は、幸いにも木工関係のみの組合として、生き残っております。この地を家具製造と新たな創造の場として、伝統技法の継承に勤め、若手職人の育成にも努めて参る所存でもあります。何らかの形で、社会貢献と地域に愛される組合をめざし、努力精進をお誓いいたします。
神戸木工センター理事長 是澤俊作
団地協同組合神戸木工センター組織図
理事長 | 是澤 俊作 |
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副理事長 | 河合 愼治 |
副理事長 | 森本 幸知 |
理事 | 清水 邦彦 |
理事 | 堀田 久雄 |
理事 | 土屋 昌嗣 |
監事 | 西村 俊郎 |
監事 | 高見 信二 |
関連団体
- 兵庫県家具組合連合会
- 神戸市役所産業振興局ファッション産業課
- 財団法人神戸市産業振興財団ものづくり支援課
- 兵庫県職業能力開発協会
- 兵庫県技能士会連合会
- 神戸商工会議所
- 神戸市商工団体総連合会
- 全国工場団地協同組合連合会
- 兵庫県中小企業団体中央会
- 神戸市西労働基準協会
- 兵庫県労働保険事務連合会
取引銀行
- 商工中金 神戸支店
- 三井住友 垂水支店
- 兵庫信用金庫 学が丘支店